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飛騨のお家とバクティヤリー・ロリのキリム



先日、飛騨にお住まいがある友人宅にお邪魔しました。





山の斜面に点々と20数世帯が暮らすという小さな集落。


友人宅は上の方。


場所が分かりにくいかも、と聞いていたのですが、データがもう古くなっているカーナビは、意外に全く迷わず目的地まで案内してくれました。



こじんまりした木のお家。


深緑色に塗られていた外壁の色が薄くなって、ところどころ元の木の板の色が見える様も、味わいがあります。



内壁も床も天井も板張りの温かみある空間にはFMラジオが流れていて、レトロな雰囲気もあるのだけれども、懐かしいともちょっと違う、まるで時間の流れが異なる世界線に迷い込んでしまったような、そんな気分になる場所。



本当に素敵なお家なので、別の場所で撮影させていただこうと思って持ってきていたキリムの写真を撮らせてほしいとお願いすると、快よく承諾してくださり、俄かにキリムの撮影会と相成りました。




晴れた日は御嶽山が真正面に見えるという贅沢なリビングにある薪ストーブの前に敷いたバクティヤリーのキリム。


寒い寒い飛騨の冬も、この薪ストーブ一台で越せるよう工夫がなされているそうです。


夏はお山の涼しい風を感じながらハンモックでゆらゆら読書したり。冬は薪ストーブの火がチロチロと躍るのを眺めながら、コトコトとシチューを煮込むお鍋を時々かき混ぜたり。



まるでずっとそこにあったように馴染んでいるバクティヤリーのキリム。


深い紺色や橙色の上に、ハッとするような青磁や翡翠の色や、美しいハチミツ色でモチーフが描かれていたりするところも、とても魅力的な一枚です。



丁寧で愛情あふれる暮らしを営む人の空間には、丁寧に愛情を込めて作られたモノがしっくりと馴染みます。



ここはもしかして、私たちがどこかの時点で異なる世界線を選んでいたら、たどり着いていたかもしれない今。



或いは、テクノロジーが発達しすぎた現代社会に少々疲れた私たちが選び取ることができるかもしれない、少し先の未来の暮らしがある場所、と少しSFチックに想像してしまいました。



すでにゆっくりした丁寧な暮らしを営んでいる人にも、これからそんな生活を営もうと思っている人にも、ぜひお使いいただきたい一枚です。



忙しない都会の生活でも、こんな一枚をインテリアに取り入れることで、時間の流れをもう少しゆっくり味わうことができるようになるかもしれないですよ。



ぜひショップで、展示会場で実物をご覧になってください。



Bakhtiyari Lori(Code:PKH17-2332)


バクティヤリー・ロリ族のキリム



【サイズ】192×110㎝


【素 材】100%ウール


【染 料】天然草木染


【産 地】イラン・Fars Province



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アリアナは、イランで伝統的に織られてきた#手織り絨毯#手織りキリム の魅力を日本で紹介するため、1999年にオープンしたショップです。



幼いころから両親の故郷で手織り絨毯やキリムに親しんできた店主が来日して3年目に富山県でショップを開きました。



変化に富んだイランの気候風土と、さまざまな部族や地域の伝統を反映した#トライバル絨毯#トライバルキリム は、自然や生命への愛に溢れており、#大地への賛歌 とも言えます。



#天然染料 を使って染め上げたウールやコットン、シルクなどの#自然素材 で織られた絨毯やキリムは、大切なご家族が毎日過ごす空間にぜひお使い頂きたいアイテムです。



毎日の暮らしを大切にしている方々に、#古い日本家屋 を改装したこじんまりした空間で手織り絨毯やキリムの持つ豊さをご紹介できるのが、アリアナの喜びです。



手織り絨毯とキリムの専門店 アリアナ


〒930-0966 富山市石金1-10-1(石金の裏通りにあります)


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